大好きなハッピーちゃんへ…
先日26日、うちの愛犬ハッピー(写真右)が、突然その日の朝、様態が急変し、病院に連れて行ったものの、そのまま息を引き取りました。
12歳でした。
獣医さんによると肝硬変の一歩手前の状態だと言われました。
肝臓の病気は、進行していてもなかなか症状に表れるまでが遅く、症状が出てからは一気に衰弱すると言われました。
検査して調べてもらったんですが、ほとんどが正常値を遥かに越えていて、どんなに苦しかった事かと思うと、どうして気づいてあげれなかったのかと思うと、悔しい気持ちでいっぱいでした。
そんなに苦しいのに、あの子はいつでも、どんなときでも、愛想を振りまいて、人なつっこくて、家族が帰ってくると、どんなに帰りが遅くても、どんなに外が寒くても、小屋から嬉しそうに目一杯しっぽを振って出てくるんです。
そして本当に素直で優しい子でした。
ハッピーは私が小学3年生のときに、父の知り合いが飼っている母親犬の子どもで、私がどうしても飼いたいとただをこねてもらってきた雑種犬のオスでした。
ハッピーという名前は、その名の通り、幸せになってほしいという意味を込めて私が付けた名前でした。
家につれてかえってきた初日、伊達にいる母親犬と離れ離れになり、寂しそうにしていたこと。
ちょっと大きくなっていっちょ前に吠えれるようになったこと。
だんだん我が家に馴染み始めた頃、家のカーペットをぐちゃぐちゃにかじってしまったこと。
初めての外の小屋で過ごした夜に寂しくて遠吠えしてたこと。
すっかり我が家の番犬として立派に育って凛々しくなったこと。
もう一匹ラッキー(写真左)という柴犬が増えて、優しくて頼もしいお兄ちゃんとしてラッキーを見守ってくれたこと。
「散歩いくよ!」って言ったときの嬉しそうな表情、散歩してるときの生き生きと散歩する姿…
どれも今でも鮮明に覚えています。
最近はZeppが近かったこともあり、練習で帰りが遅くなり、あまり構ってあげれなくて、それがどうしても心のこりでした…
そして亡くなる日の朝、かなり具合悪そうにしていたので、家のソファーにつれてきて、頭を撫でながら、話しかけたのが最後となりました…
Zeppが終わった帰りに、車の窓の外を見てみると似たような犬が車から顔を出してこっちを見ていたのを見た瞬間、無事になんとかZeppが終わった安心感と我慢していた悲しみとで、子供のように声を上げて涙を流していました…
恥ずかしいですが、それだけ私は、あの人なつっこくて、優しくて、めんこいハッピーが大好きで、支えられてもいました。本当にもう家族の一員でした。
今日火葬場に行き、祭壇に必要な物を妹と買いに行き、安らかに眠ってほしいと、手を合わせました。
いつも優しいハッピーちゃん、今までありがとう。
ずっとずっと大好きな家族だから。。忘れないで。